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琵琶湖の外来魚、一転増加 予算不足や水草繁茂で捕獲減少
ブルーギルやブラックバスなど琵琶湖の外来魚が2014年以降、増加していることが14日、滋賀県の推計で分かった。県は、13年の台風18号による漁具の被害や近年の水草の異常繁茂などで捕獲量が減っていることが要因とみている。
 県は県漁業協同組合連合会の捕獲事業に補助金を出したり、産卵期の親魚に電気ショックを与えて捕まえる船を出したりして駆除を進めている。毎年の捕獲数から外来魚の年齢構成などを割り出し、過去にさかのぼって琵琶湖全域の生息量を推計した。
 07年には1871トンの外来魚が生息していたが、以降は年々減少し、13年には990トンにまで減った。しかし、翌14年には1092トン、15年は1240トンと増加。11年の水準(1171トン)に戻っていた。
 県によると、13年と14年は梅雨時期の雨が少なく、定置網にかかる外来魚が少なかったほか、13年には台風18号で網が破れる被害も出た。14年と15年は水草の異常繁茂で捕獲作業が鈍った。さらに15年は直近2年の捕獲実績が落ちたため、国の補助金が減額されたという。
 県は20年度に外来魚の生息量を600トンに抑える目標を掲げている。本年度は245トンの捕獲を目指すが、予算不足で7月10日~8月21日は捕獲を中断せざるを得なかったという。県水産課は「目標値は高いハードルだが、禁漁期間や冬にも捕獲を行うなど手法を工夫して駆除に取り組みたい」としている。
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