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H-IIAロケット30号機の打ち上げ、2月17日に再設定
三菱重工業および宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月14日、X線天文衛星「ASTRO-H」を搭載したH-IIAロケット30号機の打ち上げについて、2月17日に実施することを決定したと発表した。

新しい打ち上げ日時は2月17日(水)17時45分(日本標準時)で、打ち上げが可能な時間帯は17時45分~18時30分(日本標準時)とされている。なお、今後の天候状況等によっては、再度延期の可能性もあるとしている。

当初、打ち上げは2月12日に予定されていたが、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生が予想されること、また打ち上げ作業に支障のある強風が予想されることから延期されていた。氷結層とは、雲の中で温度が0度から-20度になっている部分を指しており、雲の中に氷の粒の層があるような状態にある。その氷の粒が、対流によりぶつかり合うことで電気が発生し、対流が激しい場合は落雷へとつながることが知られている。もしそこをロケットが通過し、雷がロケットに落ちると、機体が破壊されたり、電子機器などに影響が出る可能性がある。

ASTRO-HはJAXAなどが開発した衛星で、X線を使って宇宙を観測することを目的としている。日本は1979年に打ち上げられた「はくちょう」に始まり、長年X線天文衛星を打ち上げ続けてきた。ASTRO-Hは2005年に打ち上げられ、今年運用を終了した「すざく」の後継機となる。ASTRO-Hの打ち上げ成功後には、「はくちょう」や「すざく」のような愛称が付けられることになっている。

またH-IIAロケット30号機では、打ち上げ能力の余裕を利用して、名古屋大学の「ChubuSat-2」、三菱重工の「ChubuSat-3」、九州工業大学の「鳳龍四号」の、合計3機の小型衛星も搭載されて打ち上げられる。

Image Credit: JAXA
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