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<西之島>再噴火でどうなる? 地形や生態系、研究者が注視
小笠原諸島の西之島が4月、約1年半ぶりに噴火した。2013年の噴火以降、面積を元の島の12倍ほどにまで拡大したことで話題となったほか、ゼロから復活する生態系の過程を観察できる「実験場」としても注目されていた。今回の再噴火で、同諸島の父島から約130キロ離れた南の孤島は、研究者から熱い視線を注がれている。

 「噴火は収束し、しばらくないと思っていた」と驚くのは、再噴火後の4月25日、上空から西之島を観察した東京大地震研究所の前野深准教授(火山地質学)。昨年10月、噴火後初の上陸調査にも参加したが「上陸地点を含めかなり広い場所が新しい溶岩で覆われていた」と話す。

 前野准教授によると、溶岩流は、島の中心部の小さな山の北側にある3カ所の火口から、西側に向けて流れ出ている。1日当たりのマグマの噴出量は約20万立方メートル。13年からの活動時もほぼ同じ量の噴出量だったため「前回と同じような活動レベル」という。

 そうなると、気になるのが島がさらに拡大するかどうかだ。現在の西之島は、西側や南西側がやや欠けた円のような形をしているが、前野准教授は「今の活動がだらだらと続けば、欠けた部分を埋めるような形で島が拡大する」と考える。一方で、溶岩は遠くに流れると冷えて固まるため「拡大には限度があり、今の面積がさらに2倍になるようなことはおそらくない。ある程度広がれば、今度は島の標高を高くする方向に働く」と予想する。ただし、このままいけば、旧島は完全に新しい溶岩の下に隠れる可能性が高いという。

 昨年の調査で、海鳥は旧島で繁殖していた。同じく、昨年10月に西之島へ上陸した森林総合研究所の川上和人主任研究員(鳥類学)は「個体が全くいなくなるということは考えにくいが、かなり間近で影響を受けていることは間違いないだろう」と指摘する。

 これからの時期は西之島で生息するカツオドリ、オナガミズナギドリなどの繁殖期。川上さんは「噴火後、鳥がどうやって繁殖地を維持するのか十分に分かっておらず、継続的にモニタリングすることは学術的にも価値が高い」と研究の継続に期待を寄せる。

 環境省は今年度、鳥類や昆虫、植物など幅広く生態系の現状を調べる「西之島総合学術調査」を計画。夏と秋の2回、上陸調査を予定していたが、夏の上陸調査は見合わせる方針だ。秋にも上陸が難しい場合は、小型無人機「ドローン」で島内を撮影するなどの代替案を検討する。同省の学術調査の担当者は「ダイナミックな地形の変化など、今後も興味は尽きない。状況が許せば、再び上陸調査を行いたい」と意欲を示している。
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未分類 | 23:39:10 | トラックバック(0) | コメント(0)

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