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<ミヤマシロチョウ>絶滅の危機 昨年から確認されず
高山チョウの一種で長野県天然記念物のミヤマシロチョウが、八ケ岳連峰で生息を確認できなくなり、絶滅の恐れが高まっている。このチョウは明治時代に八ケ岳で初めて発見され、諏訪清陵高校(同県諏訪市)が1970年代に精力的に調査研究活動を展開した経緯がある。生息地は他に浅間山系などにも残っているが、地元で保護活動に携わる関係者は「最初の発見地・八ケ岳で確認できないのは非常に残念」と憂慮している。【武田博仁】

【写真特集】絶滅危惧種の生き物たち

 八ケ岳で現在、判明している生息地は数カ所。同県茅野市の保護団体「茅野ミヤマシロチョウの会」によると、昨夏の成虫発生期に同市の生息地で一匹も確認できなかった。同県原村や山梨県側でも昨夏は確認されず、全生息地で見つからなかった。

 ミヤマシロチョウは標高1500~2000メートルの高原や渓谷に分布。幼虫はヒロハノヘビノボラズなどメギ科の低木の葉を食べる。冬は幼虫が集団で枝に越冬用の巣を作り、翌年7月ごろに羽化する。

 2008年に発足した同会は茅野で7月に成虫の保護や監視、秋や春に越冬巣の調査などをしてきた。会によると、14年まで十数匹から30匹の成虫を確認し、越冬巣も多い年で45個あった。しかし、昨シーズンは越冬巣を確認できず、成虫確認もゼロになった。

 今季も越冬巣は確認されず、成虫の発見は厳しい見通しだ。会長の福田勝男さん(75)は直接的な要因について「10年ごろの雨氷で越冬巣が多数損傷し、急減した。そのダメージが大きかったのではないか」と語る。

 このチョウは幼虫の食樹がある緩やかな傾斜の低木帯や草原が交じる明るい環境を好むが、そうした場所は別荘などにも適していて、開発で多くが失われた。餌となるメギ科にはトゲがあるため、伐採されることが多かったという。逆に森林化が進んで生息地だった場所が暗い環境になったことや、マニアによる捕獲も減少に拍車をかけたとされる。

 八ケ岳ではかつて広い範囲に生息していたが、既に多くの生息地が消え、残ったわずかな場所も風前のともしびの状態だ。各種開発が進行中の70年代に生態や分布を調べ、保護活動もした諏訪清陵高生物部の生徒や教員は当時から「このままでは絶滅の恐れがある」と指摘していた。

 長野県環境保全研究所の須賀丈・主任研究員は「八ケ岳では非常に厳しい状態にある」と認めたうえで、絶滅の判断については「まだどこかにいる可能性はあり、数年は様子を見る必要がある」と話す。ただ、個体数が極端に減った場合、今までは生き残ることができた気象などの変動リスクを乗り越えられない恐れがあるという。

 対策としては他の生息地から巣などを移す方法がある。だが、生息環境が改善しなければ復活は難しい。

 ミヤマシロチョウはかつて「シナノシロチョウ」と呼ばれたことがあり、清らかな姿から「深山の妖精」とも形容される。信州ゆかりのチョウは今、最初の発見地で絶滅の縁に立たされている。

 ◇ミヤマシロチョウ

 シロチョウ科。前羽の長さ34ミリでモンシロチョウより大きい。八ケ岳連峰や浅間山系、南アルプスなどに分布し、北アルプスでは絶滅。千野光茂・諏訪清陵高初代校長が1901年、八ケ岳で発見した。長野県の特別指定希少野生動植物種。環境省レッドリストで絶滅危惧2類、県の同リストで絶滅危惧1B類。
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未分類 | 23:25:01 | トラックバック(0) | コメント(0)

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