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苦戦の「花燃ゆ」救え! 大河を支える元ヒーロー 要潤・瀬戸康史…
 序盤の視聴率で苦戦中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。しかし、主人公・文を取り巻く人気俳優陣の本格的な出演はこれから。要潤さん、瀬戸康史さんら元ヒーローたち、大河でもけっこう活躍中です。

要潤さん、仮面ライダーG3役でデビュー
 入江九一役の要潤さんは、日曜朝のテレビ朝日系「平成仮面ライダーシリーズ」がデビュー作。「仮面ライダーアギト」(01~02年)で、警視庁が開発したパワードスーツを装着し、「仮面ライダーG3」となる警察官・氷川誠を演じました。

 吉田稔麿役の瀬戸康史さんも、「仮面ライダーキバ」(08~09年)で、キバに変身する主人公の紅渡を演じ、お茶の間の知名度を上げました。水嶋ヒロさんや佐藤健さん、福士蒼汰さんらを輩出し、「イケメン俳優の登竜門」と言われるこのシリーズは、大河出演の出発点とも言えるかもしれません。

 第1作の「仮面ライダークウガ」(00~01年)で、クウガに変身する主人公の五代雄介を演じたオダギリジョーさんも、「新選組!」(04年)の斎藤一や、「八重の桜」(13年)の新島襄といった役をすでに演じています。

軍師官兵衛に「○○レッド」3人も
 もう一つの「日曜朝のヒーロー」と言えば、テレビ朝日系「スーパー戦隊シリーズ」。こちらの出演者も、大河出演では負けてはいません。中でも、顕著だったのが昨年の「軍師官兵衛」で、シリーズ主役の「○○レッド」が3人も出演しました。

 官兵衛の後継ぎの黒田長政役の松坂桃李さんは、「侍戦隊シンケンジャー」(09~10年)がデビュー作で、シンケンレッドこと志葉丈瑠を演じました。この役は周りから「殿」と呼ばれていたため、大河での「福岡藩初代藩主」という役には、特撮ファンから「殿が本当に殿様になった!」と驚きの声も上がりました。

 また、官兵衛・長政の黒田父子に謀殺される宇都宮一族の若殿・宇都宮朝房役の橋本淳さんは、「魔法戦隊マジレンジャー」(05~06年)で、マジレッドこと小津魁を演じました。この謀殺の舞台になった大分県中津市の合元寺には、「宇都宮一族が滅んだ後、白く塗り替えても血の染みが浮かぶので、仕方なく赤く塗り直した」という「赤壁伝説」が残っています。「赤」との因縁を感じますね。

 さらに、ドラマの序盤で討ち死にした官兵衛の側近・母里武兵衛役の永井大さんも、「未来戦隊タイムレンジャー」(00~01年)で、タイムレッドこと浅見竜也を演じています。

「特撮帰り」「怪人役」も起用しファン喜ぶ
 「平成仮面ライダー」も「スーパー戦隊」も近年は、イケメン若手俳優の登用のみならず、知名度が高い俳優をレギュラー起用するケースが見られます。これは起用される側にとっても、旧来のイメージを変えるとともに、ファン層を広げるチャンスになっているようです。

 昨年の「軍師官兵衛」は、このような「特撮帰り」の俳優の起用も顕著でした。智将・小早川隆景役の鶴見辰吾さんは、「仮面ライダーフォーゼ」(11~12年)で、ラスボスの天ノ川学園理事長・我望光明を演じました。

 外交僧・安国寺恵瓊役の山路和弘さんも、「仮面ライダー剣」(04~05年)で、BOARD所長・烏丸啓を演じ、官兵衛の策で水攻めを受けた備中高松城主の勇将・清水宗治役の宇梶剛士さんも、「仮面ライダーオーズ」(10~11年)で、鴻上ファウンデーション会長・鴻上光生を演じ、それぞれ物語のキーマンを務めました。「軍師官兵衛」では偶然、3人とも毛利陣営の人物を演じたため、競演の場面も多く、特撮ファンが喜んだことも。

 また、「八重の桜」でも、薩摩の西郷隆盛役の吉川晃司さんが、「仮面ライダーW」(09~10年)の劇場版で、仮面ライダースカルこと鳴海荘吉を演じています。会津藩主の松平容保役だった綾野剛さんが、「仮面ライダー555」(03~04年)で、怪人のスパイダー・オルフェノクこと澤田亜希でデビューしたので、幕末の戦いに「ライダー対怪人」を重ねて見ていた特撮ファンもいたのでは?

志士の最期、元ヒーローたちの見せ場に期待
 子どものころにテレビで夢中になったヒーローたちが時を経て、実在した人物を大河で演じる。これは視聴者に歴史への興味を抱かせるきっかけになるかもしれません。

 さて、話を「花燃ゆ」に戻すと、「松下村塾四天王」の4人は明治維新を見ることなく、1868(慶応3)年の王政復古の前に、すべて若くして世を去りました。入江九一は1864(元治元)年の禁門の変で討ち死にし、吉田稔麿は禁門の変のきっかけになった同年の池田屋事件に巻き込まれ、亡くなりました。

 幕末のドラマにおいて、志士の最期は大きな見せ場。入江九一がどんな散華を遂げるのか。吉田稔麿がどんな「ブラッディ・ローズ」を咲かせるのか。これからの展開にも注目したいところです。
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