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『2013年ブレイク芸人』首位は大久保佳代子~同世代女性の“代弁者”的立ち位置も
2013年のお笑い界を振り返ると、今年もさまざまなお笑い芸人たちが台頭し新たなムーブメントを巻き起こしてきた。そこでORICON STYLEでは、年末恒例の『2013年“最もブレイクした”と思うお笑い芸人』についてアンケートを実施。見事首位に輝いたのは、“アラフォー女性の希望”としてその人気を確立したオアシズ【大久保佳代子】。芸歴21年の遅咲きのヒロインが2位以下を圧倒した。

【写真付き一覧】2013年 ブレイク芸人ランキング TOP10

■“アラフォー女性”のリアルな生き様を体現する大久保

 大久保といえば、現在ピンとして『大久保じゃあナイト』(TBS系)、『だんくぼ・彩』(テレビ朝日系)など、多数のレギュラー番組を持つ超売れっ子芸人。また、今年6月放送のドラマ『幸せになる3つの買い物』(フジテレビ系)で初の主演、さらに社会現象となった『あまちゃん』(NHK総合)にも出演するなど、女優業にも力を入れている。そのあまりの売れっ子ぶりに、年収や貯金額の憶測記事が度々メディアで報じられることからも、その人気の高さが伺える。

 大久保が支持される要因は、“アラフォー女性”としての生き様を何ひとつ隠し立てすることなく体現している点にある。男性視聴者はもちろん、「独身女性のリアルさが見ていて面白い」(大阪府/30代/女性)、「プライベートもネタとして笑いにできていて、年齢性別問わず好かれてそう」(埼玉県/30代/女性)など、やはり同性からの支持率の高さが彼女の強み。自分では言えないようなデリケートな話題も、大久保ならば声を大にして発言してくれる……同世代の女性にとって、“代弁者”的なポジションも担っているようだ。

 通常、女性芸人が下ネタ寄りの発言やリアクションをする際、少なからず批判の対象になることが多いが、彼女の場合その傾向が極端に低い。「彼女のエロネタが面白いし、出てくれば必ず面白い」(島根県/30代/女性)、「エロネタにも強く、独身女性が共感できる面白さでブレイクしたと思います」(北海道/40代/女性)などのコメントからも、笑いと下品の境界線となる際(きわ)の見極めが抜群に上手いことがわかり、改めて培ってきたキャリアを感じさせてくれる。

■芸人の枠を超えた“パラパラ漫画”に世界が泣いた!!

 続く2位には、“泣けるパラパラ漫画”が一躍話題となり、再ブレイクを果たした【鉄拳】がランクイン。プロレスラー志望でFMW(フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング)に所属していたが、90年代後半にお笑いに転身した異色の経歴の持ち主。フリップを使用した漫談で『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)などに出演し人気を博すが、ネタ番組の減少とともにその人気も急落。一時は芸能界引退も考えていたが、バラエティ番組の企画で制作した、夫婦の半生をマジックペンで描いた『振り子』が、“泣けるパラパラ漫画”として日本国内のみならず海外を含めて話題となり、再ブレイクを果たした。

 芸人というよりも、もはやアーティストの部類に属する鉄拳には、「『振り子』のパラパラ漫画は本当に泣けた!!」(東京都/20代/男性)、「地方ですが、鉄拳さんのパラパラマンガで『飲酒運転』啓発のCMが流され話題になりました。心にしみるストーリーのパラパラマンガでとっても感動!!」(福岡県/10代/女性)など、その才能を高く評価する声が多数寄せられている。また、首位の大久保同様『あまちゃん』にも出演し、その際に披露した“あまちゃんパラパラ”を支持する声も多かった。

■各お笑いコンテスト王者の“正当”なブレイクの権利とは!?

 その他の上位ランキングを振り返ってみると、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーの座を射止め、若手トリオの中では一歩抜きん出た存在感を示す【パンサー】が3位。倖田來未、芦田愛菜などのものまねが注目され、『しゃべくり007』(日本テレビ)などに出演し確かな“爪痕”を残した次世代ものまねクィーン【やしろ優】が4位。どこからどう見ても外国人の顔立ちなのに日本語しか話せないというギャップから人気に火がついた【デニス】が5位。上位の顔ぶれを見ると、まさに今年に入って飛躍を遂げた芸人たちが軒並みランクインしていることがわかる。

 芸歴21年、現在42歳のベテラン女性芸人が“今年の顔”となった今回のランキング。コールセンターで働きながら芸人を続けるなど、タレントとして不遇の時期を過ごしてきた大久保の開花には素直に拍手を送りたい。だが一方で、『THE MANZAI 2012』王者の【ハマカーン】(8位)、『キングオブコント2013』(TBS系)王者の【かもめんたる】(10位)がTOP10にランクインしているものの、やはり各種お笑いコンテストで王座に就いた芸人たちが、“正当”なブレイクを果たせない状況に一抹の寂しさを覚えてしまうのもまた事実だ。

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